「ワキガの人が使ったバスタオルはにおう」という話を聞いたことはありますか?
これは半分本当で半分偽りです。
というのも、ワキガの人が使ったバスタオルが全てにおうのではなく、ワキガの人の汗を吸い取ったバスタオルだけがにおうからなんです。
ワキガの人のバスタオルがにおう原因
なぜワキガの人のバスタオルがにおうと言われるのかというと、ワキガの人の汗に含まれている雑菌がバスタオルについて繁殖してしまうことで、においがするようになります。
ワキガの人はアポクリン腺という汗腺から出る汗が原因でワキガのにおいを放ちますが、そのアポクリン腺から出る汗が衣類に染み込むことにより、繊維間で汗に含まれる雑菌が繁殖してにおいが服に染み込んでいきます。
ワキガの人の服がにおうと言われるのはこのためです。
で、これは衣類だけではなくバスタオルにも言えることであり、ワキガの人が使ったバスタオルがにおうということは、バスタオルでアポクリン腺から出た汗を拭いてしまっているからなんです!
じゃあワキガの人はどうすればバスタオルがにおわなくなるの?
では、ワキガの人がバスタオルを使用する際にどのようなことに気をつければいいのでしょうか。
それは、お風呂でかいた汗は出る前にシャワーで洗い流すようにすることです。
大抵の人が体を洗ってから湯船に入り、お風呂から出た後にバスタオルで体を拭きますが、この時に湯船やシャワーの水滴ではなく熱いお風呂に入った時に大量にかいた汗をバスタオルで拭き取ってしまうからにおいが染み込んでしまいます。
さらにタチが悪いことに、衣類や布についたワキガのにおいは一度つくと中々落ちにくく、におっているバスタオルで体を拭いてしまうとバスタオルから体ににおいが移ってしまいます!
お風呂上がりなのに体がにおってしまうなんて、嫌ですよね・・・・なので、お風呂から出る時にはシャワーで汗を流すようにしましょう!