ワキガは非常に遺伝しやすい病気であり、親がワキガの場合50%以上の確率で発症すると言われています。
もし今この記事を見ている人がワキガだった場合、これから生まれてくる子供たち、もしくは今育てている子供たちがワキガを発症してしまう可能性だって大いにあるんです。
なので、すぐにでもできる子供のワキガ対策を知識として蓄えておきましょう!
目次
まずはワキガのチェックから
ワキガ対策をする前に一度子供がワキガかのチェックを行ってください。
チェックは「親がワキガかどうか」そして「子供たちにも症状が出ているか」の2点を確認します。
親のチェック方法
まずは自分やパートナーがワキガかをチェックします。
なぜ親がワキガかを確認するかというと、ワキガは遺伝しやすいことから親がワキガかどうかを確認することで子どものワキガの可能性も見出せるからです。
ちなみに片親がワキガの場合と両親がワキガの場合では子供の発症確率も大きく変わってくるので、その辺も考慮しておきましょう。
ワキガが遺伝する確率は50~90%!?意外と高い!!自分の親がワキガかどうか
アナタの親はワキガでしたか?
まずは自分の親がワキガであることを調べることで、自分、またパートナーがワキガ体質かどうかを知ることができます。
ワキガは遺伝しやすい!その原因・確率・対策法を徹底的に解説してみる。耳垢が湿っている
耳垢が湿っている人はワキガの可能性が高いです。
耳かきをしてサラサラの耳垢ではなく、ベトッとした粘着性のある茶色い耳垢がとれる人はワキガ体質かもしれません。
ワキガかも!?カナル型のイヤホンにベタベタした耳垢がついてしまう!?ワキガと耳垢って関係してるって知ってた?湿った耳垢は要注意!ティッシュや綿棒を使う
ティッシュや綿棒を使った、簡易的なワキガのチェック方法があります。
ティッシュを使ったワキガのチェック方法!もっといい方法もある!?シャツが黄ばむ
ワキガの汗にはシャツを黄ばませる成分が多く含まれています。
そのため白いシャツを着ていても脇や首筋の部分が黄ばむという方はワキガの可能性があります。
毛深い方だ
ワキガの畦を分泌する汗腺は毛穴と関係していることから、毛深い人(毛穴が多い人)は発症しやすいことが知られています。
欧米の人がワキガ体質というのはよく聞きますが、欧米人は胸毛や腕毛が濃い印象がありますよね。
これも毛穴の多さとワキガが関係しているからと言われています。
子供のチェック方法
次に子供のチェック方法です。
実際ににおうか確認する
実際に子供からワキガ臭がするかを確認してみましょう。
ワキガは鉛筆の芯のようなにおい、生臭いにおいと言われています。
Q.本人は気付かない?ワキガってどんな臭いなの!?A.鉛筆の芯など種類は様々!子供の耳垢を確認する
大人と同様に耳垢が湿っていることが考えられるので、耳垢もチェックしましょう。
子供の服が黄ばんでいる
遊んだ後など汗で服が黄ばんでいないか見てみてください。
ワキガの場合は大人と同様に脇や首筋部分が特に黄ばみやすいです。
一つ注意点が
子供がワキガかをチェックする時の注意点として、ワキガは思春期から症状が出るということ忘れないでください。
ワキガの原因ともなるアポクリン汗腺は、思春期を堺に活動が活発になるという特徴があるため、子供が小さい場合「耳垢は湿ってるけど、においはしてないから大丈夫。」などワキガの特徴が出ているにも関わらず楽観的に考えがちですが、今発症していなくても将来ワキガになってしまう可能性は十分にあるんです!
子供ができるワキガ対策
前述したようにワキガは思春期を堺に発症することも考慮すると、子供の年齢によってワキガの対策法を変えていくのがベストでしょう。
中学生未満
中学生未満、つまり汗腺が発達しきっていない頃には、制汗剤やワキガの塗り薬を使用した対策がオススメです。
ドラッグストアで市販されているものでもいいですし、もっと確実に効果がありそうなものを使用したいのであれば、クリアネオなどのワキガ対策専門の薬がいいでしょう。
子供に薬を使用する際は値段よりも製品の安全性を心配する親御さんが多いですが、クリアネオは無添加・無着色、そして日本製という安全面への意識が高く、子供から大人まで多くの方に支持されていて楽天のデオドランド部門など各ランキングで1位を獲得しています。
高校生以降
高校生以降にもなるとアポクリン汗腺も発達し、手術での対策もできるようになります。
中学生でも手術自体はできますが、まだ汗腺が発達しきっていないことが多く、手術をして汗腺を取り除いたとしても再発する可能性が高いため、手術はすこし大人になってからするようにしましょう。
今では子供ワキガ専門の病院もあったりするので、子供に付き添うかたちで一緒に話を聞きにいくのもアリですよ。
ワキガは早めの対策を
ワキガは周りに不快臭を嗅がせてしまったりするため、いじめや不登校などの原因にもなります。
特に発症時期の思春期は子どもはお金もないため自分で薬も買えないし、ましてや病院にも行くことはできないので、金銭面の支援や相談にのったりなど精神的な補助が必要不可欠になってきます。
ワキガはそのまま放置しても治ることは少なく、なにかしらの対策をしなければいけません。
子供1人に悩ますのではなく、一緒に解決へと歩んでいきましょう!